東京都立大学での学生生活を振り返って

はじめに

こんにちは。
修了式を無事終え、明日4/1から社会人となる及川です(3/31執筆)。

修了式では、高校2年生の夏に撮った写真と同じ画角で写真を撮りました。

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この6年間で、個性的な同期や個性的な先生方から多くの刺激を貰いながら、様々な経験ができました。
話が散らかってしまいそうですが、この6年間での心に残っている出来事を振り返りたいと思います。

 

授業

まず1つ目は、なんと言ってもたくさんの授業です。  

インダストリアルアート学科・学域の授業では、講義形式のものは少なく、グループワークや個人での制作が多くあります。この制作の過程を通して様々なことを学びました。それは、デザインに関する事だけでなく、グループにおける立ち回りやスケジュール管理など、今後も役立つようなことばかりでした(とはいえ、スケジュール管理はまだまだ問題ですが笑)。締切直前まで、良いものを作ろうとするあまり徹夜をすることも数多くありましたが、これも良い思い出となっています。私は一人暮らしをしていたので、私の家に友達を招き、夜な夜な課題に取り組んだのが懐かしいです。(ちなみにこの徹夜のことを、「インダスナイト」と呼んでいます。先輩から引き継いだ訳では無いのに、気づいたらどの代もそう呼んでいるのが不思議ですね。)

 

卒展

2つ目は、卒業展示です。  
学部4年生と、大学院2年生の3月に学科・学域で卒業制作展を行いました。会場は東京都美術館です。この卒展には多くの来場者のみなさんが来てくださり、感想や質問を直接いただく貴重な経験ができました。自分の作品を見てもらう機会というのは、なかなか経験できないことだと思います。卒展を通して、自分の作品を体験してもらうことができたことを嬉しく思います。また、卒展に向けた準備も思い出となりました。みんなでバタバタと何かを用意するのは最後か…と少し寂しい気持ちもありつつ、パネルやアプリケーションの用意を進めました。最終的に、大きなトラブルもなくワイワイ楽しく卒展を終えることが出来、ほっとしています。

 

海外留学・海外旅行

3つ目は、海外留学・海外旅行です。  
大学1年生のときに、大学生協が主催するWalt Disney World(アメリカ・フロリダ州)でのワークショップに参加しました。このワークショップの旅程は全部で9日間程度で、4つのパークに自由に行き来することが出来ました。ずっと夢見ていた海外のディズニーパークに行けることが本当に幸せでしたし、現地の方からウォルト・ディズニーの精神などについてレクチャーを受けることが出来る大変貴重な機会でした。また、ここで出会った他の大学の方々とは、Instagramを交換し今でも刺激をもらっています。  
大学2年生の時には、カナダのトロントへ2ヶ月間短期語学留学をしました。大学は休学せず、夏休みをフルに使っての留学でした。航空券の手配や滞在先を自分で手配し、1人で長いフライトに耐え、入国審査を通過することから始まったこの経験は、私を強くしたように思います。ここでは、世界各国から集まった留学生と交流し、日本と海外の暮らしの違いをヒシヒシと感じました。また、日本・韓国・メキシコの友人それぞれ2名ずつで集まった際に、同じ出身国の者同士で母国語で会話をしたあと、みんなで英語で話し始めました。その時に、全然違う言語で考えていたことを共有できる英語ってすごいな!と思いました。短期留学を通して、「人生変わった!」とは思いませんが、じわじわと私の価値観にプラスな影響を及ぼしていると感じています。  
大学院1年生の時には、アメリカ・ロサンゼルスへ、大学院2年生の時には、シンガポールギリシャへ旅行しました。  
この旅行達のために、授業や研究以外の時間はアルバイトに時間を費やすことになりましたが、大学生のうちにいろんな所へ行くことが出来て良かったと思います。海外での生活に憧れていたこともありましたが、今の気持ちとしては、たまに旅行に行って刺激を貰うくらいがちょうどいいんだろうなと考えています。社会人は「お金はあるが時間が無い」とよく言いますが、今後も何とか時間を作り出して海外旅行に行きたいと思っています。

 

おわりに

今回は、大学・大学院での思い出を振り返りました。この6年間は本当に貴重で大切なものとなりました。明日から社会人として、頑張っていきたいと思います。
杉本先生、同期のみんな、ありがとうございました!