光の集える空間-AIに生成されたタイトルをもとに、プレイリストを作ってみた。vol.1

はじめに

 初めてまして、魚田です。 今月から、各月の僕の担当回ではプレイリストを作成・公開し、ブログ上で解説を行います。 初回である今回はプレイリストの解説の前に、テーマと各プレイリストタイトルの解説も行っています。

制作の手順

  1. まず、漠然と方針を決めます。 今回はネットワークやテクノロジー的なテーマなものとしました。
  2. 次にAIにテーマを投げて、4つのプレイリストのタイトルをある程度決めてもらいます。 その後、実例としていくつかの実際のアルバムを伝えて、よりタイトルらしくしていきます。
  3. 最後にAIのアイデアをピックアップし、少し修正。
  4. そのアルバムタイトルを基に選曲を行いました。

テーマ

テーマ:光の集える空間
プレイリストのタイトル
1. 「Vividなバースデーworld」
2. 「時の儀式のダンスパーティー
3. 「Anothre Scape」
4. 「連鎖的酔狂行列の発光」

 テーマとタイトルは「ChatGPT3.5」と「Claude」を併用し、決定しました。
 ChatGPTは、OpenAIが開発した対話型AIであり、自然言語での会話能力の高さから多くの人々の関心を呼んでいます。加えて、ChatGPTの最新バージョンであるChatGPT4は、さらなる能力の向上が図られています。 一方、Anthropicが開発するClaudeも会話AIの新星として期待されています。Claudeは文章生成能力に特化しており、ChatGPTを上回る言語運用能力を持っていると言われています。

まずこのClaudeにテーマと4回の方向性を考えてみてもらいました。 提案してもらったアイデアから、実際にリリースされている音楽アルバムの名前などを伝えながら 実際のプレイリストタイトルを考えてもらうと スタイリッシュ過ぎて名前負けしてしまう……。
ChatGPTに少し手を加えてもらいます。 アルバムの参考例を増やし、Claudeが考えてくれたタイトルを再考してもらいます。 すると以下のようになりました。 この後いくつかの回答をもらい、 "Neon Rituals", "Another Scape , "Neon Nexus", "Virtual Visual Vivid Verse"をピックアップしました。 さらに汚してもらいます。 僕自身の手を少し加えて、最終的に各回のタイトルを 各プレイリストをそれぞれ「時の儀式のダンスパーティー」「Another Scape」「連鎖的酔狂行列の発光(Neon Nexusを意訳)」「Vividなバースデーworld」としました。
最後に、Claudeにテーマを再考してもらいます。 このテーマとタイトルをもとにプレイリストを作成していきます。

解説

「Vividなバースデーworld」 今回のプレイリストでは

  • 誕生日を祝う歌や「誕生」そのものを取り扱っている

  • その他、子供や誕生日にまつわるエピソードがある

という条件で選曲し、プレイリストを作成しました。 原則として収録楽曲は10曲までとして、テンションの起伏をつけた曲順にしました。 歌が「Happy Birthday」で始まり、「Happy Birthday」で終わらせることを目標に選曲し、電気グルーヴ「HAPPY BIRTHDAY」を1曲目に、ケイティ・ペリーの「Birthday」を最後に配置しました。ほとんどの楽曲はタイトルや歌詞から採用しました。
一部楽曲については以下のような理由で採用しています。

  • 「Hyakki Yagyo」アルバムのテーマに生命の誕生が含まれているため
  • 「音楽」メンバーが子供のために制作した楽曲であるため
  • 「BADモード」レコーディングにアーティスト自身の息子が参加しているため
  • 「Answer to Remember」タイトルと直接関係していませんが、インタールードとして挿入しています

「Hyakki Yagyo」から「今日も誰かの誕生日」の流れが気に入っています。

※おまけ Apple Musicでプレイリストを作成するメリット

Appleが提供している音楽アプリ「Apple Music」にはクロスフェードという機能があります。 これは再生している楽曲の終わり際に、自動でその曲をフェードアウトさせながら、次の曲をフェードインしてくれる機能です。 この機能により、まるでDJのような曲の切り替えを楽しむことができます。 この企画で作成するプレイリストでは特にこのクロスフェードを気持ちよさを意識しています。

※アプリケーションでのみこの機能は有効です。