「質問力を鍛える」ことを決意しました-02

はじめに

こんにちは。ネットワークデザインスタジオM1の及川です。
今回は、前回( 「質問力を鍛える」ことを決意しました - ネットワークデザインスタジオのブログ )に引き続き、「質問力」に関して書こうと思います。

本を読んでみて

前回紹介した、ひきたよしあき『博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす 「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。 』(大和出版)を読み終えました。
本自体の感想としては、会話ベースで書かれているため、大変読み進めやすかったです。
内容に関して印象に残っていることは、深い答えを引き出すためには、「現状」「理想」「そのギャップを埋めるためには」の順で質問を立てるということです。
この順番で質問することで、相手も答えやすい状況を作り出すことができ、通常よりも深い質問を掘り出せるそうです。
実際に、近頃受けた面接にて、「現在のスキル」「理想のエンジニア像」「そのために必要なステップ」という順番で質問をされました。
この順番で質問に答えることで、自分の頭の中が整理されることを実感しました。
今回は自分が質問される側でしたが、今後は、自分が質問する際や自分自身に対して3つの質問を順番に立てることを意識しようと思います。

質問をする機会が増えて

最近は、就職活動が活発になり、面接・面談を受ける機会が多々ありました。
質問をする機会が増えていくに伴って、自分の中でいくつかの発見がありました。
その中でも強く感じるのが、相手の体験を引き出すように質問をすることが大切であるということです。
例えば、「御社の強みはなんですか。」ではなく、「○○さんが入社前に考えていた御社の強みと、入社後に感じる強みにはギャップがありますか。」と質問をするようにしています。
前者の質問方法で聞ける「強み」は、その企業が掲げている一般的な強みであることが多いと気づきました。また、個人的な考えですが、「またこの質問か…」と思われていると感じます。 一方後者の質問方法だと、その人ならではのエピソードを聞き出すことができると感じています。
例えば、「入社前は◯◯だと思っていたんだけど、入ってみると実際そんなことはなくて〜。例えば〜〜みたいなことがあったんだよね。」と実体験を伺えることが多く、より質問に対する答えを引き出すことができると感じます。

おわりに

この1ヶ月間で、少しは「質問力」が身についたのではないかと思います。
今後は、ここで学んだことを内省にもいかし、研究や自身の成長にもつなげていけるよう意識したいと思います。
今後も「質問力」を鍛えられるよう努力します!

参考文献

daiwashuppan.com